インターンメンバーが「仕事が楽しいものだ」と気づくためにやった3つのこと 〜37歳の創業日記❸〜

 

創業からもう少しで1年。

 

 

社員が10人を超えるまでになってきました。
インターンのメンバーを加えると40名近いチームです。

 

サービス自体は理想の曲線とまではいかないですが、
着実に成長をして、誰かのお役に立てる機会も増えてきました。

 

チームユアマイスターとしての1年間を振り返ると
「インターン」というキーワードはどうしても外せません。

 

この1年間のユアマイスターの成長そのものは
「仕事を楽しむ大学生の成長」によって作られた。
それがまぎれも無い事実です。

 

 

 

 

もっともっと仕事が楽しくなる人が増えたらいいなという願いを込めて

 

まだまだ未完成ながら、
やりながらこれをやってみてよかったというの
を少しここに備忘録的に記しておきます。

 

「インターン」ということにとらわれず
僕が仕事で大切にしていることも一緒に伝わったら幸いです。

 

1.正直な気持ちを紙に書く

 

まず最初にやった1つ目のことは

チームに入ってくれる人への自分の正直な気持ちを
紙に書くことでした。

 

 

 

 

 

 

この気持ちを、押し付けがましさも多少ありますが
入ってくれた人に必ず渡します。

 

僕たちはこういうことをやりたいチームですよ。

それをしっかり伝えることは大事だと思ってるからです。

 

「そのチームが作りたい世界」
「入るその人が選んでここにいること」

 

 

この2つの擦り合わせはとても大事だと考えてます。

 

僕は会社員をやってたわけですが、

その時から大事にしてたことは
会社との正しい関係は「対等」であることだと考えていました。

成長させていただく機会をもらい、
協力してくれるたくさんの仲間と働けて、
その会社が作った信頼の元で、

「働かせていただいている」

 

 

そして、

無限の可能性を持った自分のその大切な時間を費やして、
会社の成長に貢献するために、

「働いてあげてる」

 

 

「働かせていただいてる50%、働いてあげてる50%」
これが楽しく働くための唯一の配合なんです。

 

これが少しでもずれるとなんだかモヤモヤするし、
働くことのトレードオフになっているものがお金ではなく
自分の可能性(時間)だということも大切です。

 

そう思えると、ネットで簡単に検索すれば無数に出てくるお仕事の中から
「自分で選んでその会社で働く選択をしている」ことが理解できるし

インターンをすることはもちろん、自分が費やしてる時間は全て自分の選択だと思えて楽しくなっちゃいます。

今でも毎月の月末締会で、既存のメンバーから新しく入ったメンバーへ
このメッセージを声に出して読み上げるということまでやってます。

 

せっかく自分で選んだ時間の使い方なんだから
自分のやりたいこととチームのやりたいことが一致してると
やっぱりそれが幸せだなと思うわけなんです。

 

 

 

2.要求を伝え合える場所を作る

 

そして、その次にやった2つ目のことは
ダイアリーを書くということ。

 

ユアマイスターではダイアリーと呼んでいますが、
他の言い方をすると日報とかなんかそういう名前になるんだと思います。

これは今日どんな仕事をしたか、どんなことを考えているか
そんなことを自由に書くだけのものです。

小学校の時の「せんせいあのね」
あれとあんまり変わらない感じです。

 

 

ユアマイスターの場合、
インターンメンバーは自分の好きな時間をシフトとして
好きなスケジュールで出社します。

リアルなフレックスタイム勤務です。

 

インターンのメンバーは来る時間や頻度が不定期なので
お願いした仕事がどんな進捗なのかの確認をするために
今日の振り返りを書くというものでした。

 

たまに気になったコメントに返信を貼り付けていたら、
いつの間にかインターンメンバーが返信欄を勝手に加工してつけて
今では全てのダイアリーに何かしら僕たち大人が返信を行うようになりました。

 

 

※ ↑実物はこんな感じです。みんなけっこうぎっしり書いてくれます。

 

 

スプレッドシートを使っているので、
チーム全員が見えるところに自分の思ったことを書ける。

 

そのこともコミュニケーションがオープンで、
自分が感じてることを言える「伝える場」であり
みんなの情報を取りにいける「知れる場」になっています。

 

コミュニケーションがチームを強くしていくと信じている僕にとって
この場所はとても大切な場所です。

 

本当にここまで書くか?と思う正直な意見や想いを書いてくれたりして
チームを作るにあたってとても有効な場所になっています。

 

 

40人くらいなのでできることではありますが、
このやりたいことの本来の狙いを大事にしながら、
形を変えながら続けていければなと思います。

 

 

 

3.強みを活かすチーム風土を作る

 

最後のもう1つは、
ストレングスファインダーという強み発見ツールの導入です。

インターンのメンバーの仕事の能力は、
残念ながら本気のオトナに比べたらやっぱり未熟です。

なので普通に仕事をしてても正直な話、戦力にもならないし、
小学校の時行った「パン工場の見学」で終わってしまいます。

 

そこでその人の「強み」を最大に生かすために
このツールが欠かせないというわけです。

可能性の塊みたいな若い力に
「自分の強みを知って、それを活かすこと」を教えていくわけです。

 

強みを活かした仕事ができれば、
大人の世界に風穴くらいは開けれます。

 

これは楽天大学の仲山進也学長のチームビルディング講座で
出会った画期的なツールなのですが百聞は一見にしかずということで
買ってみるのが一番早いです。

 

http://books.rakuten.co.jp/rb/14755398/
お買い物は「Shopping is Entertainment!」な楽天市場で!

 

 

 

 

それっぽく3つにしたかったので3つに分けて話しましたが、
正直なお話をするとあと72つくらいは工夫を凝らしている取り組みはあります。

72つ全て紹介できなかったので、
共通点だけお話しすると

 

「自分自身が仕事を全力で楽しむためにやる」

ということです。

 

本気で仕事を楽しんでいるオトナがたくさんいることが
ユアマイスターの最大の強みです。

 

成長したくてたまらない可能性の塊のような人は
やっぱりたくさんいるんだなと。

 

「やらせるではなく、やりたいと思わせる」

ユアマイスターを通じて
仕事を楽しむ人がたくさん増える。

そんなことに身の丈にはまだまだ合ってはいないかもしれませんが
チャレンジしていきます。

 

 

ここからギアもう一段上げていきます。

変化しながら、そして、大切にしながら。

 

 

高山武佐士37歳

 

インタビュー『サービスリリースのスピード感が爽快』そう話すのは楽天での出世コースを捨て、10人にも満たないベンチャー、『ユアマイスター』に飛び込んだ

2009年10月、楽天株式会社の内定式で新入社員代表としてスピーチをし、2010年3月末日、東京大学を卒業した星。彼は今、創業1年まであと1ヶ月を控えた『ユアマイスター株式会社』に籍を置く。「もともとベンチャーで自分の力を試したいという気持ちはあった」と語る星。東京大学卒→楽天株式会社というキャリアを捨ててまでユアマイスターを選んだ彼は何を思ったのだろうか。

「成長できる環境に身を置きたい」そんな想いで入社した楽天

「内定者のときにインターンをしてたのですが、その時の先輩社員、名前は忘れちゃったんですが、その方に多角的な視点でフィードバックをもらったり、インターンにこのレベルを求めるの!?ってくらいのクオリティを求められたので仕事に対するプライドを教えていただきました」
学生から社会に出て働くというところで1つ軸にあったのが自分の成長と語る。産業革命以降、車が交通手段として馬にとってかわりインフラになったように、インターネットは新聞や雑誌、テレビさえもリプレイスするインフラになると思っていたので、これからのインフラを作っていける会社に身を置きたいと思っていた。その上で、より厳しい環境に身を置ける楽天を選んだという。

楽天で成長はできたのか?

「この質問は心のそこから、はい、と言えます」
ビジネスマンとして必要なナレッジ、スキル、マインドの全てが鍛えられたと言う。
楽天主義、特に「成功のコンセプト」が彼を成長させた。
「楽天主義によるマインドセットは心地よいものであったし、それを体現している社員が成果を出し評価されるという制度に納得感があった
常に改善、常に前進という言葉があるように、やってみていいところを伸ばし、ダメなところを直すというPDCAを回すのが普通という文化があったため、いっぱい失敗することができた。そこを挽回することで成長を感じ取れたし、他のメンバーがつまずかないように対応策を取り、チームとして強くなっていく感覚が気持ち良かった。」
と当時を振り返る。

■成功のコンセプト
・常に改善、常に前進
・Professionalismの徹底
・仮説→実行→検証→仕組化
・顧客満足の最大化
・スピード!!スピード!!スピード!!

きっかけは研修で隣の席だったユアマイスター代表星野からのチャット

当時の自分はモヤモヤしてたんです、と続く。
時価総額2兆を超えるまでに企業に成長した楽天。社会への影響も大きいので、その分しがらみも大きい。ブランドイメージを保つことが重要になってきて、他事業とアラインをしなくてはならない制限があったり、意思決定者が複数存在する場合があったりして、「やる」と決まるまでの時間が取られてしまうことが度々ある。
また、様々なレギュレーションが存在し小さなことでも手戻りが多い。自分が書いたコードが実装されるまで3ヶ月かかることもあった。
そんな時に来たメッセージ
「星くん、久しぶり。最近どう?」

「思っていた10倍のスピード感でした」

星野代表からの誘いに迷いはなかった。「最も応援される会社となり日本を代表する会社となる」この企業ビジョンもすごく共感できた。
まるで水を得た魚だった。自分がチャレンジできるフィールドはここしかない、そうとさえ思えた。
そして、働き始めて3ヶ月。想像していたよりもベンチャーははるかにスピードがはやい。と目を輝かせる星。

「待っていたら誰かが何かしてくれるということは1回もなかった。」
まず自分が動き出す。それに対して別メンバーが反応して、そこで相乗効果が得られより良いものを作れる。そんな感覚が毎日得られていると言う。

「スピード狂が集まっている。それを真顔で言いはる。そしてやってる時はワーキングハイというか笑顔で楽しんでいる。この会社の人たちの真剣に自分に向き合って、真剣に他人に対峙している姿勢が好きだ。」
「最も応援される会社となり、日本を代表する会社となる。」という今1番好きな言葉。
応援されるためにはどうしたらいいか、という問いに対して、今の答えは、「誰よりも応援する人になること」だと思っている。
こんなにマインド面で熱くなったことがないので、「今がめちゃめちゃ楽しい」そう笑顔で語る星。ユアマイスターを語る彼はすでにワーキングハイになっていた。

ライター:NET jinzai bank 丸山泰弘